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メロン号セッティング変更

 九州・吉野ヶ里で開催される全日本ラリー選手権『FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー』まで、あと一週間と少し。
 今回は「メロン号のセッティングが気になる!」という一部のコアなクルマ好きのために、ちょっと(・・・かなり?)専門的なお話をしてみましょうか。

 以下、そうとうなメカ好きでないと判らない単語がバンバン登場しますが、こういうメカニカルなお話がニガテという方は読み飛ばしてもらってOKです(^_^;)



 第3戦『KYOTO南丹ラリー』から、第8戦『FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー』までの約3ヶ月。
 この間メロン号は『萌車ミーティング』や『あうとさろーね』に出向いてファンの皆さんと交流をしてきましたが、それと平行して秋からの後半戦を戦うために、そのセッティングをじっくり少しずつ煮詰めてきました。

 第8戦から最終第10戦のコースは、これまでの経験上、どちらかというなら低〜中速主体の比較的タイトなステージが多い、と我われは見込んでいます。
 そこでメロン号は、LSD(リミテッド・スリップ・デフ)を中心に、今回タイトコースでの回頭性をテーマにしたセッティング変更をおこないました。

 ストレートがきわめて短いコースでは、ストレートでのトップスピードをかせぐセッティングよりも、どちらかというならコーナリング中でもアクセルONでグイグイ引っ張っていってくれるセッティングのほうが、結果的にタイムが大きく上がります。
 そのため、これまではゆるめに仕上げていたメロン号のLSDセッティングを、アクセルの入力に対して早く反応し、さらにガッチリとよく効くものとしたわけです。

 現在メロン号に入っているLSDは、CUSCO カワサキエンジニアリングの2WAYをベースにオリジナルのセッティングをほどこしたもの。
 内部にはこれまでコーンスプリングが片側3枚ずつ、計6枚が入っていましたが、そのうち片側2枚ずつ、計4枚を取り外して、空いたスペースにクラッチプレートを2枚ずつ増やしています。
 つまりカムリングを押しつける力が弱くなったぶんアクセルへの反応が増し、さらにクラッチプレートを増やすことで摩擦力が大幅に上がり、最大ロック率を大きく伸ばしているんですね。

※メロンドラにツッコミ受けて修正しましたw
 カワサキエンジニアリングは、競技屋のあいだじゃ知る人ぞ知るLSDチューナー。メロン号に搭載されているものは、無限製LSDの設計図をベースとしてケースの素材を耐久性のあるものに変更した特別製だとか。そして内部に使われているクラッチプレートは、TRDのKP61用(!)を流用しているとのことです。

 メロンドラが実走チェックしたところ、コーナーへの進入においてより正確なスピードコントロールが要求されるようになりましたが、コーナリング中でもガンガンとアクセルを踏んでいけるマシンになった、とのこと。
 そのぶんリヤの挙動が不安定になったため、限界を上げるためにリヤサスペンションのバネを、これまでの5kg/mmから6kg/mmに変更しています。

 あとはアライメントやショックアブソーバの減衰を微調整することで、各イベントのコースに対応していく・・・とのこと。
 以上、後半3戦にむけてのメロン号セッティングの巻、でした〜



 ・・・いや、たまにはこういう小ムズカシイことを書いておかないと、自分たちが曲がりなりにも国内最高峰モータースポーツの一角に参戦していることを忘れてしまいそうなので・・・(-_-;) 

 長くなってしまいましたので、拍手コメントへの返信は次の更新で、ということで。   
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