チームイラストレーターPUNTO氏



2008〜2012
メロンブックスラリーチャレンジWEBSITE


一言コメントはこちらまでお気軽に〜

取材、広告等
連絡はこちらから
info@gondwana.biz

メッセージ、イラスト、写真なども
上記までどしどしお寄せください。
お待ちしております〜(^0^)ノ

「久万高原ラリー2010」インカー映像 vol.02

 全日本ラリー選手権Rd.5「久万高原ラリー2010」インカー映像集!
 今回は後編として、Day2の模様をお届けします。


SS6 美川リバース 24.38km





 Day1のあいだは何とかもっていた天候が、早朝から大崩れ!
 西日本全域が梅雨入り宣言を出したこの日、久万高原町の天候は横殴りの強風と大雨で台風直下のような嵐となってしまいました。

 それがどれだけ厳しい天候だったかは、リタイヤ車のほとんどがDay2で出ていることから見ても判るかと・・・。

 念のため、今回も協力者の皆さんにウェザークルーに行ってもらうと、サービスパークのある美川スキー場から山を下りた先の山麓付近では雨も上がっており、路面はセミウェット〜ドライ。
 ところが、そこから少し標高が上がった各ステージのスタート付近では土砂降りの雨・・・、と標高によって天候が大きく異なることがわかりました。

 標高によって天候が異なる・・・、ということから、ある一つの仮定が浮かび上がってくるのですが、それはこのあとの「大川嶺」のインカー映像をご紹介するときにご説明しましょう(;^ω^)

 Day2にはロングステージがあるだけに少し悩みましたが、ここはドライバー、それにサービスメカニックとして同行していたSRS金子社長と相談し、安全を取ってウェット用のソフトコンパウンドタイヤを選択しています。

 そして、ここが全日本ターマックラウンド最長ステージ「美川」。
 今回は、2008年のときとは逆向きに走行します。長いので3分割していますが、なぜかyoutubeにアップロードするとコドラの音声が妙なことになる・・・orz


SS8 大谷リバース 4.98km 



 Day1のSS2、4で登場したステージを、逆方向にたどる「大谷リバース」。
 1日目の映像と見比べてみれば、路面がどれだけ冠水しているのかが判りますね。

 この映像は2本目の「大谷リバース」のものですが、1本目の路面はこれ以上にウェットな状況で、ありとあらゆるところでハイドロプレーニングが起こり得るきわめて難しい路面となっていました。
 この動画にも、1本目でリタイヤしたマシンが残した三角停止板がステージ上のあちこちに残されているのがわかります。

 コーナーではタイヤのグリップを確かめつつ、小刻みに修正舵をあててマシンをコントロールするドライバー。
 このステージ、今戦5本目のベストタイムを獲得!


SS10 大川嶺 14.16km





 スタートから一気に標高1400mまで駆け上がり、牧場の中を走り抜けた後は、美川スキー場までつづら折れのダウンヒルをアタックするギャラリーステージ「大川嶺」。

 ここまででベスト6本を並べ、大きなマージンを得ていたメロン号は、安全策をとって若干テンションを下げて走行しています。
 ここも長いので分割したんですが、やはり音声がおかしなことに・・・orz

 さて。
 「美川リバース」のところでも紹介しましたが、ウェザークルーの情報によると「標高によって降水量に差がある」とのこと。
 つまり麓近くでは小雨がパラつく程度の天候だったのに、山の中腹にあるステージ入り口付近では大雨が降っている、とのことでした。

 ということは、いま我々がサービスパークで体感している大雨は、じつは山麓からの上昇気流によって水の粒子がぶつかり合って大きくなり(凝縮)、この高度でちょうど飽和点となって水滴となり降ってきている、つまり「雲」となる境界面のすぐ下側にいるため、ということが判るわけです。

 ならば、ここより高いステージの状況はどうなるか?
 上昇気流によって水蒸気がより高い高度に運ばれると、梅雨前線の寒気から吹き降ろす下降気流と山麓からの上昇気流の釣り合いが取れるため、水の粒子は雨粒ほど大きくなることなく大気中に滞留します。

 つまりは、美川スキー場より高いところでは「雲」そのものの中に入ってしまう、すなわち猛烈なガスの中に入り視界が極端に悪くなる、ということ。
 ・・・専門家が見たらツッコミ入りまくりそうな、超大ざっぱな説明だな(;´ω`)
  
 おそらく、ここより上の「大川嶺」はひどいことになっているぞ・・・、と思っていたんですが、インカー映像を見てみるとやはりものすごい視界不良だったことが判りますね。
このエントリーをはてなブックマークに追加

★コメントはこちらまで☆